自治労横浜は、8月3日(木)の団体交渉で、予算要求など7本の要求書を大久保総務局長に提出しました。17年度の予算編成に向けて、自治労横浜の要求が反映されるよう、取り組みを強めていきます。
提出した7本の要求は、次の通りです。
(1)17年度 独自要求
(2)17年度 現業統一要求
(3)17年度 欠員補充要求
(4)18年度 増員要求
(5)18年度 制度・政策、予算要求
(6)18年度 福利厚生要求
(7)第15期第3年次 清掃事業直営強化闘争要求
要求書を手渡し、蓼沼委員長から、次の3点について強く申し入れました。
(1)人事院勧告
国家公務員に対する人事院勧告が出されます。10月には横浜市の人事委員会勧告が予定されています。昨年、国が見直しを行った配偶者扶養手当の取り扱いが一つの大きな課題になると思われます。また、今後予想される退職手当見直し問題、臨時・非常勤職員の課題も控えています。
いずれも労働条件の根幹にかかる課題であり、労使協議、合意の上で決めるべきもの。十分に横浜市労連、自治労横浜と真摯な話し合いを行っていただきますよう要請いたします。
(2)技能職員の採用
技能職員採用再開から8年が経過し、技能の継承等がようやく行える状況が整いつつあります。
今後とも質の高い公共サービスの提供に向けて必要な人的措置を講ずるためにも、技能職現場への正規職員による欠員補充、業務に必要な職員の配置に向けた技能職員採用を継続すること、とりわけ採用辞退等により、年度当初欠員不補充などが起こらないよう、適切な採用数を確保することを強く求めます。
(3)労使協議の確保
最後に、より良い市民サービスの提供に向けて、自らの仕事に誇りを持ち、行政サービスの最前線で奮闘している職員がモチベーションを保ち続けて業務に従事することができるよう、良好な労使関係の維持に努め、諸課題の解決に向け、十分に話し合う場の確保をお願いします。
総務局長からは「多岐にわたる項目の要求書を受け取りました。今後、関係区局と連絡をとりあいながら、慎重に検討してまいります。」とコメントがされました。
|