自治労の統一行動日の3月14日、「自治労横浜2025春闘勝利!総決起集会」を開催しました。会場の自治労横浜会館2階会議室は90人の組合員が参加して満席となりました。
25春闘は12日の大手集中回答日には満額や高い水準の回答が示され、要求を上回る回答も含む昨年同様の高水準回答となりました。今後は、中小の交渉で、大幅賃上げの動きが広がるか注目していかなければなりません。
しかし、1月の実質賃金は給与総額が昨年同月より2.8%上昇し、37か月連続のプラスにも関わらず、物価上昇に追いつけず、3か月ぶりに1.8%のマイナスとなっています。
主催者を代表して、橋委員長があいさつ。「物価上昇を上回る賃上げ」を訴えました。
基調提起は日下書記長。「今春闘の重点課題は『人員確保』『公務職場の賃金・労働条件改善にむけた1単組1要求』『ジェンダー平等』『25春闘期の民間職場等の賃金・労働条件改善』『組合員からの要求書作成』等。「ここ数年初任給や若年層の賃上げに重きを置いているが、35歳を超えると賃上げ率が下がり、モチベーションも下がることから、全体で引き上げなければ、中堅層以上の賃金水準が低いまま。この春闘期からの課題は、人材確保・人材留保・離職防止の観点からも、初任給はじめ全世代での均等な賃金改善、特に中高年層の賃金引き上げを強く求めていく」。
自治労横浜はこれまで春闘スト批准投票、方面別集会、春闘統一指標申し入れ、春闘アンケートに取り組んできました。人勧期まで市労連に結集し、正規・非正規を問わず全ての労働者が安心して働き続けられる社会をめざし、給与制度の整備など当面する課題に全力で取り組みます。
「2025春闘勝利に向けた決議」を増田ユース部長が提案し、採択されました。決意を新たに団結ガンバロウで集会を締めました。
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