みなさんは「公務員」という職業にどのようなイメージをもっていますか。ここ数年、「公務員バッシング」が日常化しています。ストレスもたまり、心の病で職場を長期離脱せざるをえない仲間も急激に増えてしまっています。
退職手当の削減や、地方公務員の給与削減など、私たちの生活や労働条件が、おびやかされています。「給与制度の総合的見直し」など、政府・自民党と人事院は執拗に給与切り下げをねらっています。ますます、労働組合の必要性が増しています。
労働組合って何?
私たち公務員も働いて、賃金を得て生活している労働者に変わりありません。労働組合は労働条件改善のため、また社会的地位向上のための団体です。
「労使対等」と言われますが、私たちは「雇われる」という弱い立場にあり、個人では使用者と対等な立場をとることは困難です。そこで、労働組合という組織を作って使用者と実質的に対等な立場となることが必要なのです。
それで何をしているの?
私たち自治労横浜は、それぞれの職員が「働きやすい」「安心して生活できる」労働条件となるよう、みんなの意見をまとめて「要求」として市当局に提出し、その実現のために粘り強く「交渉」を行います。また、市当局からのさまざまな「提案」について、職員にとって不利益にならないように「交渉」を行います。これらの交渉をより有利にするためにも、大きく強い組合にするため、あなたの加入が必要なのです。
でも市役所は安定しているから組合がなくてもいいんじゃない?
甘い、甘い。組合が「ある」と「ない」とは大違い。組合がないと、使用者の都合のいいようにやられてしまいます。
労働者の権利や生活を守っていくために、労働組合は必要なのです。
労働組合は、職場の意見をまとめて、要求したり、交渉したり、働きやすい職場をめざして日々がんばっています。一人ひとりの声は小さいものですが、みんなの声を一つにすれば、大きな力になるのです。
どうすれば横浜が良くなるのかみんなといっしょに考えよう!
管理職は2年〜3年で異動になり、業務内容の細部を熟知していません。私たち労働組合は、日常の業務に根ざしながら、多くの仲間とともに議論を重ねています。政策提言や、予算要求などを行って、市政へ意見の反映を行っています。
どうすれば自信をもって明るく働ける職場にできるか、また何をすれば市民のためになるのかを、常に考えて活動しているのが労働組合=自治労横浜です。
|