自治労横浜は、8月3日(水)の団体交渉で、予算要求など7本の要求書を大久保総務局長に提出しました。17年度の予算編成に向けて、要求実現の取り組みを本格的にスタートさせます。自治労横浜の要求が予算に反映されるよう、いっそう取り組みを強めていきます。
提出した7本の要求は、次の通りです。
(1)2016年度独自要求
(2)2016年度現業要求
(3)2016年度欠員補充要求
(4)2017年度増員要求
(5)2017年度制度・政策、予算要求
(6)2017年度福利厚生要求
(7)第15期第2年次清掃事業直営強化闘争要求
要求書を手渡し、蓼沼委員長から、特に次の4点について、申し入れました。
(1)人事院勧告
この間の自治労、公務員連絡会と人事院の交渉で、配偶者扶養手当の見直しを勧告に盛り込むことを示唆しています。賃金制度は労働条件の根幹にかかる課題、労使協議、合意の上で決めるべきもの。人事委員会勧告にあたっては、十分に横浜市労連、自治労横浜と真摯な話し合いを行うよう要請します。
(2)県費負担教職員の市費への移管
この移管について、横浜市でも1万数千人の県費負担教職員が神奈川県から移管されることとなり、横浜市の人員構成や予算規模、予算内容も大きく影響を受けます。市費移管後も、私たちの賃金・労働条件が悪影響を受けることのないよう、スムースな移管を要望します。
(3)技能職員の採用
技能職員採用再開から6年が経過し、技能の継承等が行える状況が整いつつあります。今後とも質の高い公共サービス提供に向けて必要な人的措置を講ずるためにも、技能職現場への正規職員による欠員補充、業務に必要な職員の配置に向けた技能職員採用を継続すること、とりわけ採用辞退等により、年度当初欠員不補充などが起こらないよう、適切な採用数を確保することを強く求めます。
(4)労使協議の確保
最後に、より良い市民サービスの提供に向けて、自らの仕事に誇りを持ち、行政サービスの最前線で奮闘している職員がモチベーションを保ち続けて業務に従事することができるよう、良好な労使関係の維持に努め、諸課題の解決に向け、十分に話し合う場の確保をお願いします。
総務局長からは「多岐にわたる項目の要求書を受け取りました。今後、関係区局と連絡をとりあいながら、慎重に検討してまいりたい」とのコメントされました。
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