５月24日、横浜市当局は市労連に「休暇制度見直し」を提案しました。見直しの主なものは(1)年次休暇の時間単位取得限度、(2)子の看護休暇、(3)生理日休暇、(4)服忌休暇についてで、来年４月実施の提案です。

　今回の提案の背景には、(1)来年４月からの県費負担教職員（市立小・中・特別支援学校）市費移管に伴う休暇制度等の見直しがあることや、(2)国からの指導、などがあります。自治労横浜は、職場の意見にもとづき、他の休暇・職免制度の改善要求を当局にぶつけ、折衝・交渉をしていきます。

　市労連は、とりまとめた要求を当局に提出、７月上旬を目途に要求前進を図っていきます。

６月一時金から「１か月以下の育休」は勤勉手当満額支給

　５月30日の折衝で、１か月以下の育児休業の場合、「一時金勤勉手当部分の勤務期間からは除算しない」との、改善回答がありました。これまでは育児休業を取得した場合、取得期間に応じて、勤勉手当が減額されていましたが、この６月支給の一時金から、１か月以下の育休取得の場合は、一時金は満額支給されます。

　国は男性育児休業取得率を2020年までに13％（14年度は3.1％）に引き上げる目標を立てています。国家公務員（14年度）の男性の育児休業取得状況を見ると、１か月以下の割合が52.30％を占めているとのこと。勤勉手当が減額されることが原因となって、育児休業を取得しづらいとの指摘がでていました。

　横浜市でも、男性の育児休業の取得促進については、全庁的に推進していることも踏まえ、労働組合の要求に応える形で、国と同様の回答となりました。

　自治労横浜は、各職場のみなさんの意見を集約し、要求前進を図っていきます。

　６月５日、戦争させない・９条壊すな！総がかり行動実行委員会と市民連合よびかけの「明日を決めるのは私たち―６・５全国総がかり大行動」が国会周辺で実施され、４万人が参加しました。全国100ヵ所以上で行動が取り組まれ、参院選勝利、戦争法廃止、安倍内閣退陣を呼びかけました。

　国会正門前集会では、市民連合を代表して山口二郎さん（法政大学教授・学者の会）が「戦争する国になるのを食い止めるのは今を生きる私たちの最大の責務。参院選で改憲勢力の２／３確保を阻止するだけでなく与党を過半数割れに追い込み、安倍内閣を退陣させるために力を合わせよう」と呼びかけました。政党は、民進党、共産党、社民党があいさつし、参院選の１人区すべてで野党共闘が成立したことに触れ「市民と野党の力で参院選勝利」を訴えました。

　アピールでは、ママの会から「すべての人はかけがえのない宝物。そんな命が戦争で奪われることは我慢できない。もう戦争で命を奪わないで。それは私の願い」と声をあげました。

　集会は国会正門前、霞ヶ関と日比谷公園にもステージが設けられ、全ての参加者が参院選に勝利し、戦争法の廃止と安倍内閣退陣の実現に向け奮闘することを確め合いました。

　なお、６月19日、「いのちと平和のための６・19大行動」は沖縄県の在日米軍属による女性殺害事件に抗議する「怒りと悲しみの沖縄県民大会」に連帯して各地で行動が取り組まれます。

　５月29日（日）、自治労横浜は、地引網＆バーベＱを行いました。組合員、家族240人が参加し、地引網、バーベキュー、ゲームに抽選会など楽しみました。今年は好天に恵まれ、絶好の行楽日和となりました。

　開会式で蓼沼委員長は「良い天気に恵まれ、多くの参加ありがとうございます。事故のないよう、最後まで楽しんでください」とあいさつ。地引網をみんなで引き、こどもたちは、宝探しゲームや、当てくじで楽しみました。その間にバーベキューの炉に火がつけられ、肉串やイカ、アジ、有頭海老、フランクフルトソーセージなどが網にのせられ美味しそうな匂いが漂います。この日は気温もどんどん上昇、ビールや缶ハイボール、ソフトドリンクが次々になくなります。焼いて、飲んで、食べて、楽しんだバーベキューでした。