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2007年6月24日   更新
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自治労横浜 第60回定期大会
 活発な討論で全議案を可決
 
 自治労横浜は10月24日(火)、南公会堂で第60回定期大会を開き、経過報告、運動方針、予算で活発な議論が行われ、全議案が圧倒的多数で可決されました。
 
※詳細は機関紙自治労横浜332号2006年11月5日発行をご覧下さい。jump> 
 
自治労横浜第60回定期大会写真
 
 
大会スローガン
参加・改革・共生の自治労横浜運動の推進、そして全員参加の組合運動を実践して、揺るぎない自治労横浜の建設をめざそう。
2006年現業闘争勝利、一切の現業差別反対、採用試験を実施せよ。当面する諸要求の実現に全力をあげ、職場と生活を守ろう。
安心して働き続けられる人事・給与制度確立。公務員バッシングをはねかえし、労働基本権確立を基本とした民主的公務員制度改革をめざそう。
市場万能主義を基本とした中田市政を糾し、市場化テストなど公共サービスの切捨てに反対し、社会的セーフティネットを守ろう。
分権型福祉社会の実現、環境自治体づくりなど政策活動を強め、市民と共に自治・分権・公開・参加の横浜市政をつくろう。
公共サービス関連労組と連携を一層深め、職場を守り、労働条件の改善をめざそう。併せて消防労働者の団結権をはじめ、権利を確立しよう。
日米軍事体制の再編強化反対、憲法改悪反対、教育基本法改悪反対。平和・公正・平等・男女共同参画社会の実現、そしてあらゆる差別をなくし、人権を確立しよう。
 
大 会 宣 言
 2期目に入った横浜市中田市政は、「次期中期計画」の素案にもあるように、小泉・安倍路線の地方での具体的推進者になろうとしている。私たちはこの計画の隅々まで検証し、具体的反撃の取り組みに着手しなければならない。
 本日の大会で私たちはその方向を確認した。
 まず第1は給与制度をめぐる闘いである。
 横浜市当局は新たな給与制度として、「査定昇給制度」や「主任制の廃止」「昇給カーブのフラット化」などを導入し、職員層と管理職層あるいは、それを目指す者との格差と分断を行おうとしている。また、技能職に対して「職種や職務内容がより反映される給料表」として、さらなる差別を持ち込もうとしている。これらの攻撃に対して私たちは組織の総力を挙げて反撃する。
 第2に一層の民営化、委託化への闘いである。
 全国現業統一闘争は、先週のヤマ場の交渉でひとつの区切りはつけたものの、今後本格的な闘いが開始される。学校給食や保育所、福祉施設、資源循環局等々、市民生活に直結する公共サービスが軒並み委託化や民営化の攻撃にさらされている。私たちはこれらの公共サービスを行政が最後まで責任を持つものとして地域住民とともに守っていかなければならない。
 第3は組織拡大のための取り組みだ。
 中田市政の強引な「改革」手法により、職場は疲れきり、職員のモチベーションは下がる一方だ。こんなときだからこそキチンとものをいう労働組合の存在が求められている。組合に対する潜在的な期待は大きい。そのことに自信と確信を持って大胆に組織拡大に取り組もう。
 第4は平和を守る闘いだ。
 安倍は自主憲法の制定を公然と主張し、それに向けた国民投票法案の今国会成立をもくろんでいる。また、教育基本法や共謀罪など、次々と改憲に向けた準備を進めようとしている。一方米軍再編や原子力空母の横須賀配備など戦争に向けた具体的準備が進められようとしている。安倍政権の危険な本質を明らかにして、平和を守る国民的な闘いを取り組んでいこう。
 以上のような闘いに勝利するためにも、来年の統一地方選、そして夏の参議院選になんとしてでも勝利しなくてはならない。統一地方選では組織内候補の高梨晃嘉、市野太郎の勝利、参議院選では自治労組織内候補の相原くみこの圧倒的な勝利をはじめ、政権交代を現実のものにする結果を出すために、組織の総力を挙げて取り組んでいこう。
以上宣言する。
2006年10月24日
自治労横浜市従業員労働組合第60回定期大会
 
 
2006賃金確定闘争をはじめとする
諸闘争に勝利するための決議
 横浜市人事委員会は国に追随し、政労合意を反故にして比較対象規模50人以上への拡大など、官民比較方法の見直しを強行し、不当にも月例給のマイナス勧告を行った。
 執拗な公務員バッシングと、国会での多数を背景に、政府は公務員の総人件費抑制を歳出削減の象徴にしようとしている。また、政府・自民党は公務員賃金の制度は「国」準拠、水準は「地域」準拠との主張を展開し、地方公務員の賃金水準引き下げを各自治体に競争させようとしている。
 この流れの背景には、弱肉強食を是とする市場万能主義の理念があり、安倍内閣になっても格差拡大路線を突き進む危険性はいささかも変わりない。公務員賃金を政治の道具にしようとする政治状況を打破するために、わたしたち公務員労働者も、政治の枠組みの大きな転換のために取り組みを強化する必要がある。
 9月8日に出された横浜市の人事委員会勧告でも、給料表の構造に関わり、「級の統合」「昇給カーブのフラット化」、「地域手当の導入」、「勤務実績の反映」などの考え方が示されている。
 給与構造の見直しは、長年の闘いの中で築き上げてきた「同一労働・同一賃金」という賃金体系を根底から変更するものであり、その狙いはいうまでも無く、全体としての公務員賃金の引き下げと、勤務実績の導入といった徹底的な労務管理の強化である。わたしたちは、賃金を管理強化の道具とさせず、安心して働きつづけることのできる生涯賃金の確保を2006自治体確定闘争の最重点課題と位置づけ、闘争態勢を確立し、たたかいを推進する。
 また、9月に発表された「横浜市次期中期計画」は、数多くの人員削減・合理化計画を含むものであり、わたしたち市役所で働く労働組合員に対する挑戦状といっても過言ではない。中田市政1期目のアクションプランを見るまでもなく、正式に策定される前段での組織をあげた取り組みを強化していかなければならない。
 さらに、勤務時間延長、区役所の土曜開庁、学校給食等の民間委託など、相次ぐ労働条件の改悪に対しても、正々堂々と対峙していかなければならない。
 自治労横浜は、職場・支部が一丸となって、果敢に自治労運動を展開することを確認するとともに、労働基本権の確立を中心とする民主的な公務員制度改革を求め、自治労に結集して2006確定闘争に勝利するまでたたかいをすすめていく。
 以上決議する。
2006年10月24日
自治労横浜市従業員労働組合第60回定期大会
 
 
 
戦争への道につながる
憲法や教育基本法の改悪を許さない決議
 小泉路線を引き継いだ安倍政権は自主憲法の制定・憲法改悪を強く打ち出し、そのための国内法の整備を押し進めようとしている。事実、憲法改悪のための国民投票法の成立、国家への無条件な忠誠・愛国心を強要する教育基本法の改悪、「共謀罪」の新設ほか国民を統制強化するための組織犯罪処罰法の改悪などを目論んでいる。
 日本は、あの悲惨な戦争によって多くの犠牲者をつくりだした。永久平和主義を誓い、武力による紛争解決や戦力を放棄した日本国憲法は、その反省の基につくられた。憲法9条はその象徴である。「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」との先進的平和宣言は世界の財産でもある。この憲法を守るため、自治労横浜はその先頭で闘う決意である。
 また、5月1日、米軍再編に関る最終合意(再編実施のための日米のロードマップ)が多くの国民の合意がない中で強行された。キャンプ座間へのアジア太平洋地域全体を守備範囲とする米第1軍団司令部の移駐は、米軍と自衛隊の司令部の一体化がはかられることや新たな負担が増えるなど、基地の再編強化・永久化に繋がるものである。横浜市においても、中田市長は、国に追随し、池子米軍住宅地区横浜市域への住宅増設を強行しょうとしている。そして、2008年には、原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀に配備されようとしている。
 10月9日には北朝鮮が核実験を強行した。10月15日には国連で制裁決議が採択され、東アジアの緊張が高まっている。私たちは、北朝鮮の核実験を断じて容認できないし、強く抗議するものである。一方、核保有国のエゴによって、核兵器の縮小・廃絶が遅々としてすすまないのが現状である。アメリカなど現在の核保有国に対しても核廃絶を強く求めていく必要がある。
 自治労横浜は、今こそ、組合員が一丸となって、自治労本部・県本部、平和運動センター等に結集して、組織の総力をあげて、二度と戦争への道は繰り返さない、反戦平和の取り組みを推し進める決意である。
 以上決議する
2006年10月24日
自治労横浜市従業員労働組合第60回定期大会
 
 
 
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格差の拡大のグローバリズム!
 
 「勝ち組」「負け組み」、二極化、格差の拡大など、人々の間に「貧」「富」が作られています。「富」を得ることは良いこととして進められてきた社会、しかし、多くの人々に「富」が分配されるようにも考えてきたはずです。これを壊しているのが「グローバリズム」と「情報化」だと言われます。本来の国境を無くす意ではなく、強い国「アメリカ」が世界を席捲することが「クローバリズム」であり、その手法が「市場万能主義」、その手段が「情報化」だと言えます。すでに、多くの批判を浴びながらも「神の見えざる手」を信じて、多くの犠牲の上を「市場万能主義」が驀進し続けています。
 
「再チャレンジ」が対応策なのか!!
 
 政府は本年3月、官房長官を議長に「多様な機会が与えられ、何度でも再挑戦が可能となる仕組みを作る」ことを趣旨とし、「再チャレンジ推進会議」を設置しました。同会議は「仮に失敗しても何度でも再チャレンジができ、『勝ち組、負け組』を固定させない社会の仕組みが必要」との「中間まとめ」を発表し、具体的なシステム作りを求めています。そしてその官房長官が首相になりました。格差の固定化を「仮に失敗しても再チャレンジで」と防止出来るでしょうか。社会的セーフティーネットを用意と、国民生活の安心・安全・安定を図ることが政府や自治体の仕事のはずです。「負けても、負けても、立ち上がって戦いなさい」で良いのでしょうか。
 
止めるべきは、市場万能主義政策である!!!
 
 小泉内閣は、「格差を生み、拡大し、固定化する」5年であったと言えます。特に、雇用・労働の規制「改革」(改革の名の解体)により、「働き方の多様化」などと大量の非正規(典型)労働者を作り出しました。しかも、正規から非正規の移動は一方通行といえます。派遣労働の規制緩和は、いくら働いても賃金は生活保護水準にも達しない、「働く貧困層」を出現させています。このままで良いはずがありません。解決策は、労働現場、職場に労働組合をつくり、告発し、糾すことから始めましょう。
 
 2006年10月         中央執行委員長 黒沢 一夫
黒沢委員長イラスト
 
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横浜からも「米軍再編・基地強化に反対」を発信
 2月19日(日) 横浜で1千6百人が集会とデモ
 
2.19集会写真
 
 2月19日(日)、大通公園石の広場で米軍再編・基地強化反対2・19横浜集会が開かれ、集会終了後みなとみらい地区の万国橋までデモ行進をし、市民に「米軍再編と基地強化への反対」を訴えました。
 
2.19集会写真   2.19集会写真
     
 
 
「公園にて」が最優秀賞
  愛犬写真コンクール
 
 みなさんに投票していただいた愛犬写真コンクールの投票結果を発表します。

   ※詳細はこちら
 
 
 
自治労横浜 第59回定期大会
 2006年度執行体制・大会選出役員の承認
 
 自治労横浜は10月14日(金)、緑公会堂で第59回定期大会を開き、06年度運動方針、黒沢新委員長を中心にする執行体制、予算、規約改正、などを承認しました。
 
自治労横浜第59回定期大会写真
 
本部執行体制について  
   
中央執行委員長       黒沢 一夫
副中央執行委員長      浅井 幸雄
副中央執行委員長(兼務・労働安全部長)
              陳内 紀暁
書記長           岩沢 弘秋
書記次長(兼務・財政部長)
              纐纈 孝義
組織部長          鈴木 康司
組織対策部長(兼務・情報宣伝部長)
              宍戸 和彦
賃金・調査部長       和田 宣行
現業部長         八手幡 高治
福祉事業部長        高橋 雄二
自治体政策部長       鈴木  登
県本部委員長        平本 彰男
県本部政策部長       内山 幸子
中央本部健康福祉局長   徳茂 万知子
中央執行委員        押野 成美
中央執行委員        宿利 紀子
   
中央執行委員写真
 
 
大 会 宣 言

 自治労横浜は本日の大会討論を通して、これから1年間の闘いの方針を確立し、力強く取り組みを進めていくことを確認しました。
 本日の大会で、非常勤嘱託員の労働組合である「横浜市消費生活相談員労働組合」が、新たに自治労横浜に結集することになりました。40番目の支部になります。また、4月から導入された病院の「公営企業法の全部適用」や大学の「独立法人化」などに対応するため、組織整備のための規約の改正についても、承認されました。このことは、まさに地域公共サービス産別の一員として、自治労横浜は大きく飛躍する基盤の整備を行ったことになります。90年の再建から15年が経過しました。自治労横浜は今一度、熱い思いで「明るく・楽しく・元気よく」労働運動を進めていきたいと思います。
 さて、政府自民党はマスコミを総動員し、いわれなき公務員バッシングを行っています。その狙いは、更なる負担増を強いる国民からの批判の矛先を、公務員攻撃で曖昧にすることです。そして「市民が雇用者」という論理を展開して、労使関係の基本である労使協議すら否定しているのです。自治労の産別方針でもある「市場万能主義との対決」「セーフティネット機能を守る」は、自治労横浜が現在進めている取り組みである「中田改革との対決」と基本的には同様の対抗軸です。
 中田改革は、港湾病院の指定管理者制度導入を初めとして、現業職場の委託民営化、保育所民営化、PFI、独立行政法人、全部適用など、あらゆる手法の攻撃を行い、横浜市民の社会的セーフティネット機能が破壊されている状況があります。自治労横浜は、市民や連合をはじめ地域に働く仲間との連携をより一層強化し、市民のための市政の確立を求めていきます。
 当面する課題は山積しています。10月28日、1時間ストライキを背景にした現業統一闘争、ここでは欠員補充、技能職採用問題が最大の課題です。また11月22日の市労連1時間ストライキを背景にした確定交渉、給与制度見直し問題も重要です。これまで積み重ねてきた給与水準が引き下げられようとしているのです。地域給与の導入など断じて認める訳にはいきません。そして労働基本権の確立を基本にした真の公務員制度改革、また特勤見直しや人事考課の試行検証問題もあります。平和の問題では、衆議院選挙の与党「圧勝」の結果から、憲法問題が極めて危険な状況となっています。一切の戦争に加担しない立場から、引き続き憲法を守るため、奮闘していきます。
 最後に、労働組合がなければ、生活や職場を守り、公正な労働条件も確保できません。引き続き横浜市に働く職場の仲間に、自治労横浜への結集を働きかけ、信頼され、力強い自治労横浜建設に向けて奮闘していきます。そして、ひとつひとつの課題に自治労横浜らしさを発揮しながら、取り組みを進めていきます。
 以上、宣言します。
 
2005年10月14日
自治労横浜市従業員労働組合第59回定期大会

 
 
 
自治労横浜常任中央執行委員・中央執行委員選挙結果
 
 ※詳細は組合員専用ページへ。(※IDとパスワードが必要です。)
 
自治労横浜常任中央執行委員選挙開票結果
候補者氏名 所属支部  
やてはた 高治 環境事業支部 信任
ししど 和彦 道路支部 信任
たかはし 雄二 環境事業支部 信任
すずき 登 病院支部 信任
くろさわ 一夫 旭支部 信任
あさい 幸雄 緑政支部 信任
いわさわ 弘秋 金沢支部 信任
こうけつ 孝義 福祉保健支部 信任
すずき 康司 鶴見支部 信任
うちやま 幸子 経済支部 信任
わだ 宣行 教育委員会支部 信任
ぢんない 紀暁 環境事業支部 信任
ひらもと 彰男 福祉保健支部 信任

自治労横浜中央執行委員選挙開票結果
候補者氏名 所属支部  
おしの 成美 福祉保健支部 信任
しゅくり 紀子 女性部 信任
 
                                            ページトップへ戻る▲
 
「再任用」運用による配置(提案)に対する要求に最終回答!
  速報 ジチロウヨコハマ 2005年9月26日 NO.561
 
 組合員専用ページにアップしました。(印刷・閲覧用PDFファイル版あり)
 
 
 
技能職・人事考課「自己申告書」
自己申告書の「記入例」 ワードファイル
 
技能職・人事考課「自己申告書」、自己申告書の「記入例」ワードファイルを
組合員専用ページへアップしました。
 
 
〜人事考課制度・試行導入にあたってのアンケート結果〜
 
「自治労横浜が実施したアンケート結果はここをクリック。当局が実施し、Y−CANにアップしているアンケート結果と比較してみてください。」
  エクセルデータです。20050622.xls(296KB)
   パソコン上にダウンロードしてご覧下さい。詳細はこちら。
 
 
 
自治労横浜 第58回定期大会 大会宣言・大会決議
 
   大 会 宣 言     大 会 決 議
 
 
2005年介護保険制度改革に対する自治労の意見jump
 
 
お知らせjump 横浜市立病院問題ページへjump
   
   
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  Mail: jy-honbu@j-yokohama.or.jp  
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