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学校給食民間委託問題
 
   
学校給食民間委託反対ビラNO.3  
   
学校給食民間委託モデル校(予定)の保護者説明会が開かれる
「2学期から実施します。ご理解を」 強引な姿勢 浮きぼりに
理解も、納得もされていません
委託の話、公表もされないで、いきなり
 モデル予定校の保護者説明会?が、6月10日、13日、14日と行われました。
 これまで学校給食の民間委託の話などぜんぜん聞かされて無かった中で、突然「この学校は2学期から学校給食は民間委託に」と言われ、保護者の多くはビックリ。
 出席された保護者からは、学校(教育委員会)側から「決まったことで、二学期から実施します。理解を」と、「保護者の意見を聞いて話し合うという状況ではまったく無かった、一方的だ」と怒りを込めて話してくれました。
 なぜこうまでして、強引とも言える手法で進めなければならないのか、大変疑問です。

今回の民間委託についての市議会、委員会での意見の一部
【2月21日 市会第1回定例会】
◇八王子市では小学校7校に民間委託を導入した後、経費の削減効果が出るのが20年以上かかるとして新規導入は見送られました。・・・賛否両論ある中で、学校給食の民間委託については十分に議論を行った上で進めていくべきと考えます。

【3月13日 市会大学教育委員会】
◇まだまだ、父母、それから子供さん、なぜ民間委託に調理部門を切り替えていくのか十分に合意が取れていないと受け止めています。決まったとしてもまだまだ時間を有効に使っていただいて、ぜひ合意を高めていただくよう現場での議論を深め、意思疎通を図っていただきたい。

保護者説明会では
【説明】
◆献立、食材購入は今までどおり市が責任持って行う。
 サービス多様化で対応できることがある。
【質問・応答(どれも問題あります)の一部】
〇なぜこの学校なのか。
◆試行の予定校、まだ決定ではない。理解をもらって進めたい。反対が多ければ
 再検討。理解を、2学期から。
〇委託の業者はどう選定するのか。
◆現時点ではまだ決定してない。
〇9月からの実施は突然、話し合いを進めていくべき。
◆準備してきたので理解をしてもらいたい。
〇委託で経費はどのくらい削減し、どう使うのか。
◆現時点では判らない。他都市では削減効果あったと聞いている。
 給食に使いたいが、市全体の中で総合的に判断していくことになる。
〇親として教育や福祉は経費かかってもの気持ち。学校に民間委託でなく、
 他のところで経費削減を。
〇他都市の事例が具体的に言われてない。データを。

二学期(9月)から、急ぐ必要は何処に
 学校給食の民間委託について、関係者の話を聞くことや意見交換をすることなく、委託形態や給食内容が具体的に十分な説明もされない、心配や疑問がある中で、なぜ九月からの実施を急いで決めようとするのか問題です。

深く静かに潜行して決めるのでなく、きちんと情報公開し、広く市民の意見を聞く『パブリックコメント』を実施すべきです。

委託になれば サービスの多様化?

    ランチルーム・バイキング給食・セレクト方式・・・
        コストは、人手・体制は、施設・設備は、?

 学校給食の安全・安心は食材が重要です。文部省は委託するについても、献立作成と食材調達は自治体が責任を持つことの必要性を掲げています。
 子供たちの食の教育として、健やかな発育のための学校給食だからです。
 しかし議会答弁は保護者説明会とは違います。民間委託で指摘する、一番の心配、懸念される「食の安全・安心」が、これでは問題といえます。

 委託になれば「学校給食が良くなるような」話がされますが、バラ色の事を述べるのでなく、現実の問題と課題に責任を持って取り組み、学校給食の充実を進めることが大切です。

基本の「食の安全」は?
【3月13日 市会大学教育委員会】
◇食材は何処が責任を持って管理なり 供給をすることに
◆委託していくのは調理業務だけ、食材については今までどおりの形でやって
 いきます
◇当面の間そうしますよということでなく、横浜市が責任を持って仕様書を
 取り交わしていくと理解していいのか
◆試行が行われている時はそのようにしてまいります。
 
   
   
【きゅうしょく通信:闘争委員会ニュースNO.280】より  
   
6月19日「申し入れ・質問書」を提出
 支部は6月19日、教育長あてに7つの課題・40項目の「申し入れ・質問書」を提出しました。
 6月11日に、5月21日付け提出の支部「申し入れ書」に関する交渉を行い、支部からの様々な質問に対して十分な答えが無く、改めて自治労横浜と連名で提出したところです。
 
【「平成15年度教育委員会運営方針」における『学校給食調理民間委託モデル事業』に対する申し入れと質問 】
1.学校給食調理業務は「教育の一環」としての位置付けを踏まえ、

  学校給食事業として、 教育委員会が直接責任を持つ直営で行うこと。
2.なぜ民間委託を選択するのか、以下の点について明らかにすること。 (2項目)
3.「試行」実施としているが、以下の点について明らかにすること。  (3項目)
4.調理業務委託について、委託の「内容」、考え方を明らかにすること。(20項目)
5.学校給食関係者の意見聴取と合意に関して             (4項目)
6.「労使合意問題」と事前協議および労使協議について        (5項目)
7.子供たちの「食」をめぐる環境の中で、学校給食の充実に向けた、

  自治労横浜学校給食支部がこの間提起してきた要求について実現を図ること。                                    (6項目)

保護者説明会が開かれる
 モデル予定校の保護者説明会が行われましたが、多くの保護者の理解や納得は得られていません。
 教育委員会は「理解を得て、まだ候補校、反対があれば再考、委託業者や経費削減効果は決まってない、判らないと答えています。その一方で、「充分準備してきた、2学期から実施で」と強引な進め方をしています。
 民間委託を許さない闘いを進めましょう。

多くの組合の支援を得て
 自治労横浜は、自治労組合員だけでなく、横浜水道労組・横浜交通労組・横浜市教職員組合をはじめとした、多くの組合に支援をもらい、地域居住者の紹介と反対の声を地域に広げる取り組みを展開しています。
 また、地域の方からも「反対の声」が届いており、多くの人たちとともに『学校給食の民間委託反対』の取り組みを広げましょう。

 
   
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