2月22日神奈川県地域労働文化会館において神奈川県本部女性部第22回定期総会が行われました。来賓として神奈川本部林副委員長より「国からの締め付けが厳しく公務員は厳しい立場になっているが女性のネットワークは大切」という挨拶の後、県本部高野青年部部長からも挨拶がありました。
萩原女性部長からは「昨年度に行ったパワーアップセミナーでは、非常に職場が忙しくなり、家庭と仕事で手一杯であり組合まで参加することは難しい、という現状が改めて出され、組合役員へのなり手を増やすことは難しい。学習会などを通してより多くの女性組合員同士と出会える工夫をして行きたい。」と挨拶がありました。
活動報告の後議案に沿って活動方針が提起されました。自治労横浜森泉代議員より「育児や介護の制度が整っていてもまだ取得者は女性が多い。また人員削減が続けられている中で、育児休暇を取る事により職場にかける負担を思うと出産へ踏み切りにくい。地方では人員削減が進み職場で様々な苦労をしているのに、国に合わせるという一方的な賃金カットは許せない。」と発言しました。
役員の選出では、引き続き山木部長が県本部女性部副部長として信任されました。決議案・総会宣言案が承認され閉会となりました。
総会後にはテーブルを組み替え交流会が行われました。今回の交流会ではそれぞれにマイボトルが配られ、会議にはペットボトルを配るのではなく、各自で水筒に飲み物を持参する環境に配慮した取り組み、またJOICEFという途上国の妊産婦と女性の命と健康を守るために活動しているNGOが行っている「GIRL meets GIRL Charity Pinky Ring」という11色の指輪を購入すると百円が支援活動に使われるリングが配られました。11色には支援する項目ごとに色分けになりピンクはLove、グリーンはHealthとそれぞれに意味があります。各自が座るテーブルも配られたリングの色によって違います。各テーブルでは組合役員のなり手の少なさや、人集めの苦労話など、役員同士で共感できる話で盛り上がって行きます。横浜からも「ネパリ・パザーロ」が出店しました。
神奈川県内、単組や仕事はそれぞれ違っていても、共感できることは多くネットワークつくりの場となりました。
自治労横浜女性部はこれからも県本部女性部とのつながりを大切にし、共に活動して行きます。
【JOICFP―公益財団法人ジョイセフ】
人口とリプロダクティブ・ヘルス分野の国際協力を推進しています。世界中の女性たちが安全な環境で赤ちゃんを産み、育てることができるために、家族計画・母子保健の立場から、人的・物的支援活動を行っています。
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