8月18日から19日砂防会館において自治労女性部第57回定期総会が開催されました。
今回の総会では2013年度活動方針補強と当面の闘争方針が提案され、自分たちの職場の課題を全体化し要求・交渉、行動を実践して職場を改善した事が多く発現され、独自要求闘争の拡がりが、確認されました。
総会全体を通して、各県本部・単組から活動報告を交え多くの発言がありました。
賃金の取組
「19時までは時間外をつけない事が慣例化している」「本当にこの賃金で生活できるのか」という疑問から学習会をおこなった結果、権利手帳を他都市と比べて労働条件の違いは組合の力で変わると感じた。退職金の削減と50歳代後半の昇給・昇格の抑制は若年層と中高年層の分断だ。
組織強化の取組
忙しい毎日の中でも、楽しい行事等で仲間がいる事を認識している。政治闘争を強化し、あいはらくみこの女性選対をつくっていく。
政治闘争を強めるたたかい
高知県では前橋本知事(元NHKアナウンサー)による徹底した組合つぶしがあった。当局に睨まれたくないからと脱退する人や、役員を降りる人が増えた。首長が変わる事によって組合つぶしが行われ、不当な労働条件を強いられる。政治に無関心でも無関係ではいられない。自分たちで首長を選ぶ事は非常に大切な事だと感じた。
健康で長く働き続けるために
長崎では驚く事に「ノーワーク・ノーペー」で生休・病休が無休になった。「権利は使うためにある。使わないとなくなる。」と言われていますが、本当になくなるとは思わなかった。(生理の日に全て生休をとるという事ではなく、生理で体調が悪い時に休む場合は、生休をとりましょう。の意味です。)
被災県福島より
震災直後、何の防護もなしに被害調査に出かけ戻ったら、自衛隊が防護服に身を包み、急いで避難しろと言われた。子どもたちが各地に避難したため保育士たちは慣れない行政職場で働いている。仮設住宅に暮らす住民のために、仲間同士支えあい頑張っている。
神奈川からの報告
脱原発1000万署名の取組を行った。初めて街頭署名を行った人もいたが、自分たちで脱原発取組の必要性を学び、直接声をかけて取り組む事で、さらに意識が高まった。
(女性書記長・森泉万里)
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