今回の巨大地震で甚大な被害を受けられた皆様に、心からお見舞い申し上げます。横浜市から環境事業、消防をはじめ多くの仲間が現地に赴き復興支援に奮闘しています。また横浜市内への被災者受け入れなどに取り組んでいます。
食卓にあがった死の灰
今、チェルノブイリの再来が…
今も放射能を漏らし続けている福島原発。膨大な核エネルギーを内蔵した燃料は1万年以上の年月を経なければ完全に安定になることはない。
破局的な爆発を避けるための、冷却機能の回復だけでもその目処は立っていない。まだまだ、多くの被曝労働者を生み出す作業が続くだろう。
放射能が出す放射線は遺伝子を傷つけるので、自然界から受ける放射線もレントゲンやCTスキャンの放射線も不必要に浴びる事は避けたほうが良い。
しかし、今、私たちは原発というパンドラの箱を開けてしまった。ヨウ素やセシウムなどの人工放射能とともに暮らさざるを得ない状況に置かれている。
警告を無視して原発を推進した政府、電力会社、原子力産業に強く抗議する!
原子力安全委員長 事故想定で謝罪
政府の原子力安全委員会の斑目春樹委員長は22日の参院予算委員会で、東日本巨大地震による東京電力福島第1原子力発電の事故に関し、「(原発設計の)想定が悪かった。想定について世界的に見直しがなされなければならない。原子力を推進してきた者の一人として、個人的には謝罪する気持ちはある」と述べ、陳謝した。社民党の福島瑞穂氏の質問に答えたもの。
斑目氏は2007年2月の中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)運転差し込め訴訟の静岡地裁での証人喚問で、非常用発電機や、制御棒など重要機器が複数同時に機能喪失することまで想定していない理由を問われ、「割り切った考え。すべてを考慮すると設計ができなくなる」と述べていた。福島氏はこの証言を取り上げ「割り切った結果が今回の事故につながった」として謝罪を求めた。(読売3月23日)
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