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自治労横浜 女性部ニュース
 2010.3.29. Vol.133
 
◆1面
 
4月からの制度改善
 
この4月から新たな制度改善ができました!
 私たちの労働条件は全て、横浜市当局と市労連の交渉によって決定していますが、
特に育児・介護等の制度拡充は市労連独自要求に盛り込まれ、職場の意見を陳情で
訴えるなどの取組みを通じて、具体的な交渉を行い、各年度での改善に結びつけます。
 
1月20日市労連独自要求 行政運営局長陳情報告
 毎年、賃金確定闘争期に横浜市職員労働組合連合会(市労連)として、賃金以外の労働条件の改善を求めて当局に提出している「独自要求」。職場からの切実な声を直接、行政運営局長に訴える機会として実施された1月20日の陳情に自治労横浜女性部からM書記
次長、U執行委員、泉支部のYさんの3名が参加しました。
 昨年6月には育児介護休業法が改正され、「子どもの看護休暇」の拡充と「短期の介護休暇制度」の新設が盛り込まれました。陳情ではこれらの休暇制度を利用しやすい内容で4月1日実施を実現して欲しいと、ワークライフバランスのコピー「倒れる前に休んで欲しかった 参列者一同」(昨年10月に開催された自治労県本部主催のパワーアップセミナーのワークショップでナンバーワンに選ばれた)を紹介して訴えました。
 その後の市労連交渉の中で、最重点要求項目「職場実態を踏まえ、介護・育児休業等の制度改善を進めること」に対して「昇任における欠格事項のうち、育児休業による事項を廃止。その他の制度改善については、国、他都市の状況等を見極めつつ引き続き検討する」との当局回答を引き出しました。
 その他の項目では「年次有給休暇の取得促進」に対して「年次休暇の時間取得について、現行の取得事由の制限を廃止」するとの回答が得られています。不十分な点はありますが、2009確定闘争期の独自要求としては一旦決着とし、残された課題は2010年度に再び独自要求書として提出していきます。(M)
 
独自要求の回答報告(特に女性部員に伝えたい部分のみ)

(1)児休業取得者の不利益措置の改善

  育児休業を取得していても、昇格に影響しないという改善がされます(これまでは過去1年に50日以上取得すると昇格不可でした)。これで育児休業取得者の不利益は、退職金の積算年数=2分の1除算ですが、これは従来通り。

(2)年次休暇の時間単位取得について

  これまで育児、介護、本人の病気等の事由がある場合のみ取得することができましたが、4月から「取得事由」を問わなくなります(年間5日まで1日2回までで計3時間の扱いは従来通り)年休の自由取得の原則があるなかで取得事由の限定はおかしいと指摘した自治労横浜の取組みの成果です。2010年度から長期休業者の職場に正規職の代替が配置されます。

 女性部では育児休業制度発足当初から、休業者の職場に正規職の代替配置を要求してきましたが、4月から50人の正規代替が配置されることになりました。配属先職場などについては、四月に入ってから本部より支部に示されます。育児休業の上限が3年に延長されたこと、メンタルで長期の私傷病休暇を取る職員が増えたことなどの事情が改善に結びつきました。

 今後、職種・職場間のアンバラスが生じないようにすることなど丁寧な対応が求められます。これには職場の組合員さんの声が欠かせません。気がついたことは本部女性部までお寄せください。(U)

 
◆2面
 
学習会『はじめの一歩講座』(組合ってなぁに?)報告
 
労働組合は政策提言できる!
 2月24日女性部企画学習会『はじめの一歩講座』が開催され、前自治労神奈川県本部政策局長のS.Uさんから、お話をうかがいました。
 組合の役員になってしまった(?)人たちや、組合ってよくわからないという人を対象に、知っていてほしい知識を、わかりやすく解説していただくことを主旨とした学習会です。
 
組合の活動の核は「支部」

 まず、組合の活動の核は「支部」であること、交渉権は支部と本部にあるということを話されました。

 支部の役員や組合員の活動は、「自分たちの問題を政策に提言できる」こと、これは「快適な職場づくりの動きにつながっている」ということを知ることができました。

 労働組合の一番の課題は、賃金問題(賃金交渉)と人の問題(定数の補充)を解決することですが、それだけではなく、こんな仕組みを作ったらいいと政策要求(政策提言)ができるのです。個人の提案ではなく、労働組合が行う意味は、「現場で仕事をしている人の目線で自治体の仕事の仕方や活動を提案できる」ということなのです。

(例)予算がないので、新しい焼却工場を建築するよりも、住民と協同して分別を徹底してゴミを減らす。

 また、女性部の役割について、組織図を使って説明されました。自治労の組織と自治労横浜女性部の位置関係から、支部が縦糸ならば女性部は横糸であり、どこの職場・支部にも必ず存在する「女性」の横のつながりを作り、ネットワークを張り巡らせ、補助機関として、全体をカバーしていることも一目瞭然、理解することができました。

 
まだ不完全なシステム(女性の問題)
 女性の問題に関しての活動の歴史は、国連の女子差別撤廃条約の動きとリンクしています。日本で1985年に女性差別撤廃条約が批准されてからまだ25年しかたっておらず、一見制度上は男女平等が確立している様に思えることの中にも、歴史の浅さから女性に不利な問題があることが見えてきました。
 Uさんが社会人になった頃は、男女雇用機会均等法もなく、マスコミなどの職種は女性の正規職員採用も行われていなかったそうです。女性の職業の選択肢は極めて限られていたということですが、今ではとても信じられません。初めからそこにあるものと思っていた職業選択の自由が、実は、まだ歴史が浅く、不完全なシステムであるなど、認識していなければ、問題を見過ごしてしまう怖さも感じました。
 この講座のアンケート結果では、参加されたすべての方から「役に立った」と好評をいただきました。これに気を良くして、不定期ですが第二、第三段…と開催していきたいと思っています。
 次回の開催にもご期待下さい。(N)
 
◆3面
 
2010年度現業女性リーダーセミナー参加報告
 
 2月26、27の両日、東京ビッグサイトで開催された女性リーダーセミナーに参加しました。全国から給食調理員・学校用務員・保育士等57名が集い、8グループに分かれて参加型セミナーを体験しました。
 
質の高い公共サービスと現業現場の可能性
 1日目の第1テーマは『質の高い公共サービスと現業現場の可能性』講師はY.Iさん(愛知淑徳大学教授)です。
 時代のキーワードは「生活とコミュニティ」。どのような生活の質やコミュニティが求められるかを考安心安全な福祉・医療・施設を見直してみることが必要です。
 また現業部門の切り捨ては、公務労働自体の切り捨てにつながり、現場を切り捨てることで、ひいては市民を切り捨てることだと指摘されました。
 
現業評議会アクションプラン作成のために
 第2テーマは『現業評議会アクションプラン作成のために』
 講師はH.F氏(自治労臨時中央執行委員)。
 現業の意義と可能性を最大限に発揮するには住民生活や公の問題解決に貢献しようという意欲が必要であり、そのためには現業の「活性化」求められています。具体的には特定の人だけではなく行動する組合員を増やす、仕事にやりがいを持つために外部の意見を聞く、市民ニーズに合ったサービスを提供する等の活動が考えられます。
 
 後半のワークショップでは「夢のある学校、こんな学校に通わせたい」という課題で各自意見を出しグループごとにまとめを発表しました。
 
元気を作るコーチング
 2日目は「元気を作るコーチング」
講師はU.Oさん(吉本興業で故Y.Yのマネジャーを務めT.M&H、K.W&Mなどを売り出し、98年から吉本興業とジョイントして「よしもとリーダーズカレッジ」を立ち上げる。2003年には研修会社「志縁塾」を設立し、「笑い」を用いた「人材育成」をメインに活躍中)
 
 講師の話に引き込まれ、とても元気になる講座でした。そこでの講師の話を箇条書きにまとめました。以下、自分でチェックしながら読んでみてください。
 
□どうしたらうまくいくか、HOWで考えること
□苦労イコール不幸ではない
□上司がプラス言葉をかける重要性(ほめる)
□いい場を作る努力、いいコミュニケーションをとること。
□阪神大震災以降、生きている使命を考えるようになった。
□世の中のために何ができるか
□行き方、生き様が大事
□心の元気が一番
□落ち込んだ時は行動を変えてみよう
□笑わせる→相手を笑顔にさせる。笑われるとは違う
 
 豊かなコミュニケーションのためとして、共通点(季節、趣味、旅、友人、健康、ダイエット、食、ファッション)など話題を見つけて、人とのつながりを膨らましてみましょうと述べられました。
 最後に、リーダーは聞くことが大事、待ってあげること、自分が言われてうれしい言葉が他の人もうれしいとは限らない。心に余裕をもち周りにいる人をよく見てその人に会ったプラスの言葉かけをしていこう!と締めくくられました。
 
こらむ(新人・移動者へのメッセージ)
 
 春に新人といえば、新規採用の若者のイメージですが、配転で新しい職場にやってきたベテランたちも、実のところ仕事がわからず新人同様の悩みをもっています。どちらも不安でいっぱい。職場の人間関係や仕事に慣れ、雰囲気をつかむまでに6カ月はかかるというのが私の経験です。その間、職場環境に馴染めず、自信喪失して気持ちが落ち込んでしまうことも。 さて、こんな時は、全くの新人に立ち返り「ほうれんそう」の原則を思い出してみましょう。言わずと知れた「報告・連絡・相談」のこと。
 (1)示された仕事の進行状況を伝える (2)情報交換をこまめにして職場の情報を共有する (3)困ったらすぐに相談しようとかいうことですが、「なにを今さら」と思わずに、いつも頭に置いて実践すると、そのうち習慣になります。職場コミュニケーションが活発になり業務の円滑化が進むことは、快適な職場環境のためにも重要なポイントです。
 年下の「先輩」に頼ったり相談するのは辛いものですが、少しの間のことです。そのうちかつての実力を発揮することになるはず。とりあえず小さな目標をたてて気負い過ぎずにやってみましょう。
 
◆4面
 
第2回 障害を持つ組合員交流会報告
 採用選考の受験資格条件が緩和
 
 2010年1月23日(土)第2回目の「障害を持つ組合員交流会」が開催され、参加してまいりましたのでご報告します。
 まずは自己紹介から始まり、その後、2009年7月13日の市への「身体障害者雇用および対応についての申入れ」とその回答の報告がありました。
 その中で特筆すべきことは、今までの採用選考の受験資格のうち「自力による通勤及び職務遂行が可能な人」という条件が緩和され、「自力(介護者を要しないことをいう)による職務遂行が可能な人に変更になったことです。通勤については介護者による送迎も可となりました。
 私は車椅子使用者ですが、退院後、更正ホームに入所しながら、入庁前ぎりぎりの3月7日に何とか運転免許を取得しました。運転に不慣れなため(今でもですが…)、入庁当初の通勤は不安と緊張でいっぱいだったのを覚えています。
 最後に、参加者の情報交換・意見交換が交わされました。メーリングリストを使ったコミュニケーションツールの提案、区役所の駐車場有料化に伴う車通勤者への対応について、音声を文字に変換するソフト探してますなど、内容はいろいろですが、切実な思いは共通していました。
 参加者は十数名、所属も障害の種類も様々ですが、これからのこの交流会を盛り上げていこう、存続させていきたいという意思と熱意が感じられるものとなりました。終了後の懇親会では更に交流を深くすることができました。(K)
 
春のお悩み お弁当作り
 
 ヒントを見つけました。 本屋に置かれた膨大な料理本の中から私が見つけたのは『野菜たっぷり 2品でお弁当』(藤野嘉子著 集英社)。なんと!2品でいいなんて、どういうことかしらと思わず手に。
 調理法が2種類、しかし、ひとつの料理に使っている素材の種類が多いというのがこの本のポイントです。
 「おかず2品がメインとサブという関係でなく、おかずAとおかずBは2品とも主役!…お弁当箱のおかずスペースを2つに分けて半分ずつ詰めればいい、作るのも詰めるのも簡単です。」
 例:シューマイ+卵サラダとか、鶏から揚げ+絹さや卵焼きなど。
 メインだサブだとあれこれ、駅弁のイメージにこだわって手間をかけ過ぎたのが苦痛と挫折の原因だったと気がつきました。もちろん本は買ってきましたよ。
 
やまびこ
 伝えなきゃ伝わらないよ!
 
 今年の女性部の取組第一弾は、支部と往復のメール袋の作成でした。実はこれ、組合員の方からの提案を実現したのです。いままで新品の封筒で支部に送付していた女性部ニュースでしたが、封筒が「もったいない!」から、往復の袋を作ってほしいと提案があったのです。実は私もずっとそう思っていました。
 せっかく伝えてくれた声を形にしなくちゃ!
 形にしてみたら、もっといいことがありました。往復便だから一方通行じゃなくなった。各支部との情報交換ができるかも?
 時間はかかるかもしれないけれど、まずは伝えることが第一歩だと思いませんか?だって、伝えなくちゃ伝わらない、思っていることは思っていることでしかなくて、実現しないでしょ?
 今期の女性部は情報共有のため、ネットワーク強化の取組をしています。ホームページも少しずつ更新が始まっています。注目してください。 書記長 N
 
女性部恒例バスハイクのお知らせ
 2010年5月15日(土)  午前8:00 横浜駅天理ビル前集合
 
行先 伊豆方面 参加費3,000円 (小学生1,500円)
申し込みは自治労横浜女性部宛(4月24日締め切り)
氏名、年齢、職場、連絡先を書いてファックスしてください。
FAX 045-663-3005
* 申し込み多数の場合は抽選となります。
 
   
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  Mail: jy-honbu@j-yokohama.or.jp  
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