まず、組合の活動の核は「支部」であること、交渉権は支部と本部にあるということを話されました。
支部の役員や組合員の活動は、「自分たちの問題を政策に提言できる」こと、これは「快適な職場づくりの動きにつながっている」ということを知ることができました。
労働組合の一番の課題は、賃金問題(賃金交渉)と人の問題(定数の補充)を解決することですが、それだけではなく、こんな仕組みを作ったらいいと政策要求(政策提言)ができるのです。個人の提案ではなく、労働組合が行う意味は、「現場で仕事をしている人の目線で自治体の仕事の仕方や活動を提案できる」ということなのです。
(例)予算がないので、新しい焼却工場を建築するよりも、住民と協同して分別を徹底してゴミを減らす。
また、女性部の役割について、組織図を使って説明されました。自治労の組織と自治労横浜女性部の位置関係から、支部が縦糸ならば女性部は横糸であり、どこの職場・支部にも必ず存在する「女性」の横のつながりを作り、ネットワークを張り巡らせ、補助機関として、全体をカバーしていることも一目瞭然、理解することができました。
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