速報ジチロウヨコハマ　2012年11月13日　NO.746

自治労横浜　速報ジチロウヨコハマ

2012年11月13日　NO.746

１面

機械職・電気職・農業職・環境職・社会福祉職及び保健師の
配転意向調書見直し提案決着

　10月24日に提案のあった、機械職・電気職・農業職・環境職・社会福祉職及び保健師の配転意向調書の見直し提案について。11月12日のヤマ場の交渉で、自治労横浜から提出した「本人希望の尊重」などを柱とした要求書に対して「面談を通じ意向を十分に把握するとともに、本人意向を尊重しつつ異動対象者や異動先を調整・決定する」等との当局から最終回答がありました。

　今回の変更内容は、配転意向調書について、昨年度から変更となった土木職等と同様に、「職員Ｉ・II」と「職員III」に分ける、人事考課自己申告書と同時に「キャリア自己分析表」を記入するなどというものです。

　引き続き、自治労横浜は「本人希望の尊重」を大前提としながら配転問題に取り組んでいきます。

１　今回提案

（１）機械職、電気職、農業職、環境職

　　　決着済の土木職、建築職、造園職と同様に、2013年４月の配転（2012年秋に意向調書記入）から実施予定

（２）社会福祉職、保健師

　　　2014年４月の配転（2013年秋に意向調書記入）から実施予定

（３）動物職、獣医師職

　　　現在の意向調書（技術職用）を見直し、他の少数職種と同様にする

２　今回提案による主な変更点

（１）配転意向調書を「職員Ｉ・II」と「職員III」に分ける。

（２）キャリア自己分析表の作成

３　これまでの経過

（１）事務職

　　　2011年１月決着済。2012年４月の配転（2011年秋に意向調書記入）から実施

（２）土木職、建築職、造園職

　　　2012年２月決着済。2013年４月の配転（2012年秋に意向調書記入）から実施

◆２ページ

自治労横浜要求書に対する当局最終回答

	要求項目（11月９日）	最終回答（11月12日）
１	配転については、本人希望を十分に尊重すること	所属上司、各区局人事担当課、総務局人事組織課は、所属上司による面談を通じ意向を十分に把握するとともに、本人意向を尊重しつつ、職員一人ひとりの人材育成や職場の執行体制も考慮したうえで、異動対象者や異動先を調整・決定してまいります。
２	すでに実施されている事務職の意向調書見直し等も含め、見直しの結果についてしっかりと検証すること。また内容について自治労横浜と協議すること。	見直し結果の検証については、必要に応じて話し合っていきたいと考えています。いずれの様式の項目も、新たな人材育成体系の趣旨から必要な項目であると考えています。　運用面については、システム化等によって事務の効率化を図り、引き続き、日常業務に影響のないよう配慮していきたいと考えています。
３	自己申告書、意向調書等については簡略化し、面談等についても日常業務に影響のないようにすること。	いずれの様式の項目も、新たな人材育成体系の趣旨から必要な項目であると考えています。　運用面については、システム化等によって事務の効率化を図り、引き続き、日常業務に影響のないよう配慮していきたいと考えています。
４	意向調書記入・提出の時期について、職場状況を考慮できるよう柔軟に対応すること。	時期を見直すことは困難ですので、現行の時期でご理解ください。職員の人事異動は、「２～６年」を目安として、キャリア段階に応じた能力開発・伸長、能力活用ができる人事異動を行うことを基本としており、当該職場における業務知識や実務能力を十分身につけてから次の職場へ異動するなど、職員一人ひとりのキャリア形成や職場の執行体制等を踏まえて実施しています。
５	一律的に在課年数をもって配転させるのではなく、業務執行体制等を考慮して柔軟に対応できる配転制度とすること。	職員の人事異動は、「２～６年」を目安として、キャリア段階に応じた能力開発・伸長、能力活用ができる人事異動を行うことを基本としており、当該職場における業務知識や実務能力を十分身につけてから次の職場へ異動するなど、職員一人ひとりのキャリア形成や職場の執行体制等を踏まえて実施しています。
６	配転制度は、職員の労働条件に密接に関わる重要な課題であるため、引き続き自治労横浜と十分に協議すること。	引き続き話し合っていきたいと考えています。見直し結果の検証については、必要に応じて話し合っていきたいと考えています。


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