自治労横浜は、12月25日、団体交渉を行い、予算編成、執行体制、人事考課制度改善、年末未解決課題の解決促進など5項目の要請を手渡しました。
鈴木委員長は「日本社会全体は、格差が広がり、低所得で生活に困窮する市民が増える状況、自治体の責務として、市民生活を守ることが求められています」と社会的セーフティーネットとしての役割の重要性を訴えました。
その上で「来年度予算編成も大変厳しいと聞いています。人事委員会勧告で、わずかではありますが賃金増となりました。しかし、執行体制では、業務量が増える中、職員数は最小限度の状況で交渉決着をしています。福利厚生面についても、当局と協議を行いながら一定の判断をして来ました。
職員のモチベーション等を考えれば、これ以上、職場・職員への負担は困難です」と改めて申し入れました。
そして「この1年間、自治労横浜としても、市民サービスの維持・向上のために諸課題が解決できるよう、労使で協議しながら、真摯に努めてきました。しかし、年末を迎えた現時点でも、継続や未解決の課題もあります」と、改めて労使協議で、合意できるよう解決促進を申し入れました。
総務局長からは「申し入れのあった項目については、引き続き組合の皆さんと十分話し合っていきたいと考えております」とコメントされました。
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