公務員連絡は、今年の人勧期の最大課題「給与制度の総合的見直し」で人事院の一方的勧告を許さないために、7月8日・9日・15日、「2014人勧期ブロック別上京行動」を実施しました。
7月8日、北海道・東北ブロック、関東・甲信越ブロック、9日中部ブロック、近畿ブロック、15日中国・四国ブロック、九州ブロックに分かれ、それぞれ5百人以上が参加。ブロック別の決起集会、代表による人事院交渉と交渉支援行動に取り組みました。自治労横浜は8日午後の関東甲ブロック行動に参加しました。
決起集会では「給与制度の総合的見直し」に対する交渉経過と方針が説明されました。
人事院は「主に(1)地域間配分の見直し、(2)世代間配分の見直し、(3)技能労務職の給与引き下げの3点を実施しようとしています」。
「(1)は地方公務員の給与引き下げに直結する課題、これ以上の較差拡大には反対、(2)は人事管理のあり方を含め、議論が不十分、(3)は賃金格差縮小が社会的課題になっている中で、一層の引き下げには反対」。
「これまでの交渉で、これらの点を訴えてきましたが、人事院は適正な配分が士気向上に繋がると、言い張るばかりで、見直しの必要性や意義について、納得できる説明がありません。引き続き、拙速で一方的な勧告を行わないよう交渉を続けていきます」と報告。
人事院との交渉には各地域代表が参加。集約した職場決議を手渡し、地域実態に基づき、人事院を厳しく追及しました。人事院前では「交渉団がんばれ」「地域間配分の見直し反対」シュプレヒコールを繰り返し、交渉団を支援しました。
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