5月16日〜18日、東・西・南コースに分かれ「沖縄平和行進」が行われました。自治労横浜からは3人が参加しました。平和行進は、沖縄平和運動センターが主催し37回目です。日本全国から5千人が参加しました。
15日「復帰42年5・15平和行進全国結団式」で山城実行委員長(沖縄平和運動センター議長)は「安倍内閣がひたすら戦争国家への道を突き進む中で、平和行進は実施されます。『戦争への道を許さず平和を守っていく』決意を全国に、世界に、強く発信していきたい」と決意を表明しました。
琉球大法科大学院教授の高良鉄美さんが「平和憲法の意義」と題する基調講演。「69年間戦争をしなかった憲法9条を守り憲法改悪を阻止しよう」と訴えました。
16日新基地建設予定地の名護市辺野古の海岸に1千百人が集まり出発式を行いました。ヘリ基地反対協議会の安次富代表が「安倍首相は戦争のできる国をつくろうとしている。沖縄を戦場にしない。辺野古から闘っていく」とあいさつ。
自治労神奈川県本部の歩く南コースは、白梅の塔、ひめゆりの塔、平和祈念公園、陸軍病院壕跡と戦跡の多いコース。ひめゆり平和祈念資料館の島袋館長は「戦争は人災。眠る間もなくけがをした兵隊の手当をし、最後には防空壕からも逃げ出したが、厳しい戦場で亡くなった友たちへ今も思いを馳せています。命のため平和のために戦後生まれの方たちが取り組んでくださるのが嬉しい」とあいさつされました。
最終日はスコールの中を行進。県民集会は山城実行委員長の「絶対に基地はつくらせない!戦争をしない日本を沖縄から作っていこう!」の団結ガンバロウで閉会となりました。
5月15日、沖縄本土復帰の日に安倍首相が集団的自衛権行使容認の憲法解釈について記者発表し、沖縄県民の気持ちを逆なでしました。戦争は多くの命を奪い、人々の心につけられた傷は癒える事はありません。二度と戦争をさせないため取り組むことを決意しました。
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