さようなら原発10万人集会が7月16日、代々木公園で開かれ、17万人が参加しました。自治労横浜からも90人が参加しました。集会終了後、原宿コース、渋谷コース、新宿コースの3コースに分かれて都内を行進し「脱原発」を訴えました。
集会は、さようなら原発1千万人署名の取り組みを進めている「さようなら原発1千万アクション」が呼びかけたもの。
目立つ家族連れと市民
梅雨の合間の蒸し暑い中、代々木公園は人で埋めつくされました。参加者には家族連れや、市民の姿が多く見られました。政府が関西電力大飯原発を再稼働させたことへの危機感の大きさが感じられました。毎週金曜日には、マスコミで大きく報道されているように、首相官邸前で抗議行動が続けられています。
大飯原発再稼働に怒り
意見公募には「原発ゼロ」を
メイン集会で、登壇した呼びかけ人の鎌田慧さんは「署名は784万6千人分が集約されています。まだまだ続けます」と報告し、「原発大事故が収束の方向も見出せない中で、大飯原発を再稼働させた政府に怒りを感じる」と訴えました。政府のエネルギー・環境会議の意見公募に「原発ゼロ」の意見を送るよう提案しました。
ミュージシャンの坂本龍一さんは「たかが電気のために美しい日本、国の未来である子どもの命を危険にさらすべきではない」。作家の落合恵子さんも「国民の生活重視を訴え政権を獲得した民主党が、命より原発を選んだ」と批判しました。福島原発告訴団の武藤団長は「福島の現状はあまりにも厳しい。つながり合って、共に歩んでいきましょう」と呼びかけました。
集会後、自治労は渋谷コースを、恵比寿東公園までデモ。「原発いらない」「再稼働反対」を訴えました。
自治労横浜は、引き続き脱原発をめざして、これまで以上に取り組みを強めていきます。
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