自治労は7月を「労働安全衛生月間」と位置づけ、快適な職場環境と労働安全衛生を確立するための取り組みをしています。
今年6月、公務災害認定を巡って浜消協が8年間取り組んできた、消防職員、出縄さんの勤務中死亡が、今年、公務災害認定に向って大きく前進しました。
学校現場では、昨年6月、剪定作業中に転落死亡事故が発生しました。自治労横浜教育支部は、今年も6月28日労安集会を開催し「昨年6月の転落死亡事故を私たちは忘れない。これからも労働災害をゼロにするまで取り組んでいく」ことを確認し合いました。
全国の公務職場では、依然としてメンタルヘルス対策が重要な課題となっています。精神疾患による病休、休職などが大きな問題となっており、当局も対策を進めざるを得ない状況になっています。
こうした中、自治労横浜は自治労方針を踏まえ、今年の取り組み目標を次の3点で進めています。
(1)各支部の安全衛生活動の強化→各支部で安全衛生委員会の設置や職場巡視が行われているかどうかの把握(2)メンタルヘルス対策の強化→心の相談室の活用や長期休業者の、ならし勤務の実態など、引き続き、組合員の不都合にならない取り組み(3)アスベスト対策の強化→各職場でアスベストが使用されている、もしくは使用の可能性が高い施設があるかどうかの把握
7月30日には自治労横浜労働安全集会を開催して、労働災害一掃に向けて取り組みを強めていきます。
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